【不登校】自宅にいながら通信教育で学習すれば出席扱いになる!ガイドライン解説

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【不登校】自宅にいながら通信教育で学習すれば出席扱いになる!ガイドライン解説

 

25歳 女性
40代母親

小学校5年生の息子がいるのですが、不登校で学校へ行ってません。
タブレット教材を考えていますが、
どこかオススメはありますか?
よろしければ詳しく教えていただけると助かります。

こんな悩みを解決します。

✔︎ 記事の内容

  • 不登校でも通信教育で出席扱いになる!【文部科学省のガイドラインあり】
  • 不登校の子どもにおすすめ!出席扱いになるおすすめのタブレット教材を厳選紹介
きちぞう
きちぞう(言語聴覚士)

3児の子どもを育てながら、子どもの発達相談やことばのリハビリを行う現役の言語聴覚士として18年のキャリアがある僕が解説します。

※信頼性を高める為、国家資格証明書を添付↓

  1. 不登校でも通信教育で出席扱いになる!【文部科学省ガイドラインあり】
    1. 不登校児童生徒が自宅に置いてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出席扱いについて
    2. 出席扱い等の具体的要件
      1. 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
      2. ICT等を活用した学習活動とは、ICT(コンピュータやインターネット、遠隔教育システムなど)や郵送、FAXなどを活用して提供される学習活動であること。
      3. 訪問などによる対面指導が適切に行われることを前提とする事。対面指導は、当該児童生徒に対する学習支援や将来の自立に向けた支援などが定期的かつ継続的に行われるものであること。
      4. 学習活動は、当該児童生徒の学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること。なお、学習を提供するのが民間事業者である場合には、「民間施設についてのガイドライン(試案)」(別添3)を参考として、当該児童生徒にとって適切であるかどうか判断すること。(「学習活動を提供する」とは、教材等の作成者ではなく、当該児童生徒に対し学習活動を行わせる主体者を指す。)
      5. 校長は、当該児童生徒に対する対面指導や学習活動の状況などについて、例えば、対面指導に当たっている者から定期的な報告を受けたり、学級担任などの教職員や保護者などを含めた連絡会を実施したりするなどして、その状況を十分に把握すること。
      6. 学習活動の成果を評価に反映する場合には、学校が把握した当該学習の計画や内容がその学校の教育課程に照らし適切と判断される場合である事。
    3. 【Q&A】指導要録上の出席扱いに係る積極的な対応の留意点について
  2. 不登校でも大丈夫!出席扱いになるおすすめの神タブレット学習教材2選
    1. すらら
    2. スマイルゼミ
  3. まとめ

不登校でも通信教育で出席扱いになる!【文部科学省ガイドラインあり】

 

いじめや病気など不登校になってしまう原因はさまざまですが、文部科学省が推奨する通信教育を利用することで、自宅にいながら出席扱いになることをご存知でしょうか?

おすすめのタブレット学習を紹介する前に、まずは気になる文部科学省が打ち出しているガイドラインについて確認しておきましょう!

不登校児童生徒が自宅に置いてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出席扱いについて

不登校児童生徒の中には、学校への復帰を望んでいるにもかかわらず、家庭に引きこもりがちであるため、十分な支援が行き届いているとは言えなかったり、不登校であることによる学習の遅れなどが、学校への復帰や中学校卒業後の進路選択の妨げになっていたりする場合がある。このような児童生徒を支援するため、我が国の義務教育制度を前提にしつつ、一定の要件を満たした上で自宅において教育委員会、学校、学校外の公的機関又は民間事業者が提供するICT等を活用した学習活動を行った場合、校長は、教育要録上出席扱いとすること及びその成果を評価に反映することができることとする。
きちぞう(言語聴覚士)
きちぞう(言語聴覚士)

明文に記されている「一定の要件」について確認してみましょう!

出席扱い等の具体的要件

義務教育段階における不登校児童生徒が、自宅においてICT等を活用した学習活動を行うとき、当該児童生徒が在籍する学校の長は、下記の要件を満たすとともに、その学校活動が、当該児童生徒が現在において登校を希望しているか否かにかかわらず、自ら登校を希望した際に、円滑な学校復帰が可能となるような学習活動であり、かつ、当該児童生徒の自立を助ける上で有効・適切であると判断する場合に、指導要録上出席扱いとすること及びその成果を評価に反映することができる。

保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。

きちぞう(言語聴覚士)
きちぞう(言語聴覚士)

クラス担任や校長がどれだけ親身になれるかですね!信頼関係の構築がポイントです。

 

ICT等を活用した学習活動とは、ICT(コンピュータやインターネット、遠隔教育システムなど)や郵送、FAXなどを活用して提供される学習活動であること。

訪問などによる対面指導が適切に行われることを前提とする事。対面指導は、当該児童生徒に対する学習支援や将来の自立に向けた支援などが定期的かつ継続的に行われるものであること。

きちぞう(言語聴覚士)
きちぞう(言語聴覚士)

学校側の協力体制次第かな。フットワークをどこまで軽くできるかが鍵。

学習活動は、当該児童生徒の学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること。なお、学習を提供するのが民間事業者である場合には、「民間施設についてのガイドライン(試案)」(別添3)を参考として、当該児童生徒にとって適切であるかどうか判断すること。(「学習活動を提供する」とは、教材等の作成者ではなく、当該児童生徒に対し学習活動を行わせる主体者を指す。)

きちぞう(言語聴覚士)
きちぞう(言語聴覚士)

不登校児童生徒の学習理解度を把握するには、生徒を取り巻く人物の緊密な連携がめちゃくちゃ大事。情報共有する上で、日程調整や連絡など少し気の引ける業務を積極的に担ってくれる人物(家族以外の専門職種)を設置できるかが重要です。

校長は、当該児童生徒に対する対面指導や学習活動の状況などについて、例えば、対面指導に当たっている者から定期的な報告を受けたり、学級担任などの教職員や保護者などを含めた連絡会を実施したりするなどして、その状況を十分に把握すること。

きちぞう(言語聴覚士)
きちぞう(言語聴覚士)

当然ながら、校長には情報を統括する司令塔としての役割が求められます。  

学習活動の成果を評価に反映する場合には、学校が把握した当該学習の計画や内容がその学校の教育課程に照らし適切と判断される場合である事。

 

⚠️注意事項⚠️

☆この取り扱いは、これまで行ってきた不登校児童生徒に対する取組も含め、家庭に引きこもりがちな義務教育段階の不登校児童生徒に対する支援の充実を図り、社会的な自立を目指すものであることから、ICT等を活用した学習活動を出席扱いとすることにより不登校が必要な程度を超えて長期にわたる事を助長しない。

☆ICTを活用する場合には、個人情報や著作権の保護、有害情報へのアクセス防止など、当該児童生徒に対して必要な事前の指導を行うとともに、その活用状況についての把握をおこなうこと。その際、ICTの活用について保護者にも十分な説明を行うとともに、活用状況の把握について必要な協力を求める。

☆教職員や不登校児童生徒の教育に関する専門家以外の者が対面指導を行う場合には、教育委員会や学校などが適切な事前の指導や研修、訪問活動中の救助を行うなど、訪問する者の資質向上等に努める事。

☆出席扱いの日数の換算については、学校や教育委員会が、例えば、対面指導の日数や学習活動の時間などを基準とした規定などを作成して判断する。

☆ICT等を活用した学習活動の成果を評価に反映する場合の指導要録への記載については、必ずしもすべての教科・観点について観点別学習状況及び評定を記載する事が求められるのではないが、児童生徒の学習状況を文章記述するなど、次年度以降の指導の改善に活かすという観点に立った適切な記載がなされるようにすること。また、通知表その他の方法により、児童生徒や保護者などに学習活動の成果を伝えたりすることも考えられる。

☆このほか、本制度の活用に当たっては、別紙を参照する事。

【Q&A】指導要録上の出席扱いに係る積極的な対応の留意点について

Q ICT等を利用した学習活動とは例えばどのような物がありますか?
A民間業者が提供するICT教材を活用した学習、パソコンで個別学習できるシステムを活用した学習、教育支援センター作製のICT教材を利用した学習教材、学校のプリントや通信教材を活用した学習、ICT機器を活用し、在籍校の授業を自宅に配信して行う学習があります。
Q 校長が出席扱いと判断する明確な基準はありますか?
A 一人一人の児童生徒の状況や学校、地域の実態が違う為、文部科学省から一律の基準を示すことはしていません。
Q生徒が出席扱いになることで、生徒に具体的にはどのようなメリットがありますか?
A自己肯定感を高めて、学校への復帰や社会的自立を促すメリットがあります。
Q訪問などによる対面指導は、誰が行えば良いでしょうか?
A在籍校の教員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどの専門家のほか、教育支援センターの職員、教育委員会などによる指導や研修を受けたボランティアスタッフなどが考えられます。

不登校でも大丈夫!出席扱いになるおすすめの神タブレット学習教材2選

すらら

すららの強みは、なんと言っても勉強嫌いの子どもを研究し、独自開発された対話型アニメーション教材であるという点です。

元々、発達障がいを持つ子どもを想定して作られた教材なので、子ども一人一人の能力に合わせて進められます。

無学年型教材システムを採用しており、好きな学年にさかのぼって何度でも納得いくまで学習できますよ。学習のコツさえつかめてしまえば、上の学年問題にチャレンジして予習したりすることだって出来ちゃいます。

月の月謝は、コースによって8,000円台〜10,000円前後と少々高め設定ですが、現役の塾講師によるサポート料金込みの価格なので妥当ですし、実際に塾に通うとなると、月に2〜3万円はかかるのでぶっちゃけコスパ最強です。

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スマイルゼミ

スマイルゼミの強みは、知名度が高く、大手企業であるがゆえの安心感がある点です。また、幼児から利用できるコースもあり、対象年齢幅が広いことも特徴的です。

僕の長男が小学生の頃大変お世話になりました。中学に進学する前に解約しましたが、教科ごとに月のノルマがあり、それを着実にこなしていくことで実力アップが見込める仕組みになっています。

ですので、スマイルゼミがおすすめな子どもの特徴としては、主体的に課題に取り組むことができ、そして継続することが得意な子どもになります。

学習に必要なタブレットは、入会時に入会金と合わせて一括購入しなければいけませんが、万が一解約した場合でも、初期化してAndroidタブレットとしてプライベートで再利用することも可能です。

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関連記事  【簡単】スマイルゼミ解約後のタブレット初期化方法【Androidタブレット活用術】

まとめ

  • 文部科学省が提示する一定条件をクリアすれば、自宅にいながらにして出席扱いになる可能性があります。
  • タブレット学習教材のすららやスマイルゼミは、出席扱いになる通信教材です。
  • 勉強嫌いであったり、発達障がいなどで授業についていけず不登校な場合には、すららがおすすめです。
  • 子どもに主体性と継続力がある場合には、スマイルゼミがおすすめです。

これでおしまいです。

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