Hump Back【拝啓、少年よ】青春を疾走するアンセムソング

Hump Backの「拝啓、少年よ」という曲がSNSでいきなり流れてきてハマっちゃったんだけど、どんなバンドなんだろう?詳しく知りたい。
こんな想いを深掘りします。
✔︎記事の内容
- Hump Backとは?バンド紹介
- Hump Backの「拝啓、少年よ」心を殴るイントロ、涙を呼ぶサビに注目
- 記事のまとめ

令和のブレイクアーティストの紹介や人気ロックアーティストの使用ギター記事を書いている僕がHump Backの「拝啓、少年よ」について深掘り解説します。
Hump Backとは?

Hump Back(ハンプバック)は、大阪出身の3ピースガールズロックバンド。
メンバーは以下の3人。
- 林萌々子(Vo&Gt)
- ぴか(Ba&Cho)
- 美咲(Dr&Cho)
Hump Backは2009年、高校生だった林萌々子を中心に結成。ライブハウスシーンから地道に活動を続け、2018年のメジャーデビュー以降も一切ブレずに「生きること」を歌い続けている。
彼女たちの音楽は、「まっすぐすぎる言葉」と「胸をえぐるメロディ」で、青春の痛みも、未来への希望も丸ごと鳴らすような力強さがある。
どこか懐かしいギターサウンド、少し掠れたようでいて真っ直ぐ突き刺さる萌々子の歌声。「あの頃の自分」や「言えなかった気持ち」を一瞬で呼び覚ましてくれる。
Hump Back【拝啓、少年よ】心を殴るイントロ、涙を呼ぶサビに注目
ギターが鳴った瞬間、心の奥にある“あの頃”が一気に蘇る。
Hump Backの「拝啓、少年よ」は、青春の痛みも、夢への焦燥も、全部ひっくるめて抱きしめるようなロックナンバーだ。
無駄のないリフと、疾走感あるドラムがぶつかり合い、林萌々子のまっすぐなボーカルが胸の奥をまるで拳で叩くように突き刺さる。
“諦めるなよ、少年”なんてありきたりな言葉が、Hump Backにかかるとリアルな汗と涙の匂いを纏う。
それは理屈じゃなく、音で心を掴んで離さないからだ。
青春の“続き”を生きるすべての人へ
この曲の本質は「夢を追う少年」に向けたメッセージではなく、“夢を諦めかけた大人たち”への手紙だ。
大人になると、現実とか責任とか、言い訳の盾をたくさん持つようになる。
でも「拝啓、少年よ」を聴くと、その盾が音の衝撃で一瞬にして砕け散る。
「泣いて笑って生きていくんだろ?」――その一行に、Hump Backが鳴らしてきたロックの真骨頂がある。
それは青春を懐かしむ歌じゃない。
今この瞬間をもう一度、生き直すためのロックなんだ。
邦ロックのど真ん中で光る“誠実さ”
最近の邦ロックは洗練されてるけど、どこか“汚れ”や“青臭さ”が足りない。
その中でHump Backは、汗と泥と涙を全部さらけ出す。
彼女たちの音はまっすぐで、何一つ飾らない。
だからこそ、「拝啓、少年よ」はシンプルなコード進行の中に“人間の生き様”が鳴っている。
BUMP OF CHICKENやELLEGARDEN、My Hair is Badのように、心の傷ごと音に変えるロックが好きな人なら、確実に胸を撃たれるだろう。
まとめ

記事内容をまとめると、
- Hump Backは、2009年、高校生だった林萌々子を中心に結成された3ピースロックバンド。
- Hump Back「拝啓、少年よ」は“今を生きるロック”の教科書だ。この曲は、過去を美化するための懐メロではない。夢をまだ掴めていない人も、夢を一度手放した人ももう一度、自分の“少年”と向き合えるような一曲だ。音楽で人生を立て直したい夜に、「拝啓、少年よ」は必ずあなたの背中を押してくれるはず。
これでおしまいです。
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